獣医総合臨床認定医

獣医総合臨床認定医について

 副院長 山下伊織が動物臨床医学会の獣医総合臨床認定医試験に合格したことを報告させていただきます。なお、この後登録申請をしてから、獣医総合臨床認定医となります。

 獣医腫瘍学については、獣医師になってから積極的に取り組んでいました。関東から故郷の高知県に戻ってからも、できる範囲で腫瘍診療については力を入れて取り組んでいました。もちろん今も全力で取り組んでいます。

 とはいえ、当院は腫瘍科だけの病院ではないため、他の診療科目の診察を数多くしています。なんでもそつなく診察できることが求められている状況で、総合的な力の底上げが必要であることを感じるようになり、5年ほど前からすべての診療科目についてさらなる知識の整理・向上に努めてきました。

 そんな中、私が所属している動物臨床医学会で獣医総合臨床認定医制度ができたので、チャレンジしてみることにしました。私の個人的な挑戦です。動物臨床医学会によると、「一定水準以上の総合的診療能力を備えた獣医師を獣医総合臨床認定医として認定」ということです。

 昨年は、コロナ禍ということもあり、外出の機会も劇的に減りました。そのため、今までの症例の振り返り、反省、そして新しい知識の獲得をできる時間が増えました。

 獣医総合臨床認定医試験は17科目の試験で、エキゾチックペットについても勉強する必要がありました。個人的にこれが大変でした。エキゾは、なにも知らないといっても過言ではありません。デグーとテグーの違いすら知らないような感じです。ただ、この勉強によって獣医療の視野は広がったような気がします。

 いろいろ認定医について書きましたが、オーナー様にとっては認定医なんか大した問題ではなくて、獣医師は結局、目の前の動物の苦痛を取り除けるか、もっとシンプルにいえば「治せるかどうか」で日々、真剣勝負する仕事だと私は強く思うので、オーナー様に満足していただける診療を常にできる獣医師目指して、さらに研鑽しようと思います。未熟なところもあるかとは思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。

↑試験会場でお世話になりました大阪コロナホテル

 

2021年01月04日