今年度も4月1日より2023年度高知市不妊去勢手術費用の補助(飼い主のいない猫)が開始されました。
昨年度と同じように飼い主のいない猫のみの補助になります。
*ここで紹介していてる画像はすべて高知市の公式補助案内からの抜粋です。
↑不妊手術6000円、去勢手術4000円の手術費補助は今年度も不変です。手術後の申請になります。
補助を受けるためには、耳カット等の不妊去勢手術済みであることが分かる識別措置が必須になります。
補助金額、申請方法・条件・システムなど昨年度と変更はありません。
昨年度の予算が尽きることなく、シームレスに今年度もそのまま延長されているような感じです。
こんな感じで昨年度と変更はないのですが、
案内チラシを昨年度とよく見比べるとチラシ自体はすこし変化があって、
たとえば、
①補助金申請方法のところにQRコードが出現している!
↑このQRコードとかバーコードを見ると、どうしても遠い昔のバーコードバトラーIIを思い出します。当時はこの数字だけの画面から想像を膨らませました。いろいろな商品のバーコードを切り取っては親によく怒られました。バーコードバトラー的なゲームを発展させるとPSのモンスターファームになるかと思います。ロードを読み込んだ時に強いのがでてうれしかったようなことを覚えています。なんでもないようなことが幸せだったと思います。そういえば、三船美佳さんが昨日の旅サラダにいなかったのはすこし寂しかったです。
申請請求書のPDFや高知市の案内サイトにスマホからすぐにアクセスできるので便利になりました。
こまかい所だと、
②申請者のイラストが変更!
昨年度の申請者イラストはおそらく男性と思われる人だったのですが、今年度は女性に変更されています。
↑左が今年度で右が昨年度。右とか左とか考えてたら大林ひょと子を思い出しますね。
しかも、
前髪ぱっつんな女性です。
申請者に女性が多いからそれを反映したのでしょうか?
昨年度は男女どちらにも見えるっちゃあ見えるユニセックスなイラストだったとも言えるのですが、今年度は女性を意識したイラストになっています。
③耳カットネコちゃんのイラストが変更!
昨年度はかなりゆるめな猫のイラストだったのですが、今年度はすごくキリっとした感じの猫のイラストに変わりました。
↑左が今年度で右が昨年度。目と目の間隔ひとつでけっこう印象は変わりますね。そして鼻と口も重要ですね。一年たってイラストのネコちゃんが成長したということだと思います。来年が楽しみです。成長をこれからも見ていきたいです。
ポニョの水中モードみたいな昨年度のイラストも悪くはなかったのですが、より現実路線って感じに仕上がっています。
それに伴い、
④裏の猫イラストも変更!
表裏同じ人が描いていると思うのですが、イラストのタッチの変更に伴い裏面のイラストも変更されています。
↑左が今年度で右が昨年度。幼猫から大人の猫ちゃんへ。一世一代の命を幸せに生きてもらいたいです。ささいなことですが、胸毛の2本線がイラストレーターの並々ならぬこだわりを感じます。あえてここに2本描画したことに感動しました。
昨年度は2頭身だったのですが、今年度は4頭身になっていてすごくスタイリッシュです。
しかも、胸毛みたいなのも描かれていて、前肢も長くてかっこいいです。
ちなみに前々年度の耳カットネコちゃんのイラストは、
↑こんな感じでした。目の描写を凝っているなという印象です。
目がきっちり描かれていて、かわいいというかなんというか…
当院でも、高知市の公式サイトに書かれている
処分される命を減らすためには、不妊・去勢手術を実施し繁殖させないことが最も有効です。
というメッセージに応えようと日々尽力しています。
ネコちゃんの不妊去勢手術への当院リソースを確保するために
当院では昨年よりワンちゃんの去勢・避妊手術は原則として受け入れ停止しています。
かなりの数の不妊・去勢手術を毎日おこなっているのですが、それでも予約や受け入れをお断りするケースも多々あります。
言い訳になるのですが、
私が担当する内分泌疾患や腫瘍症例の検査・処置・治療が増加しているために手術を制限していることもその理由としてあります。
とはいえ、
高知市の民間動物病院として微力ながらも
飼い主のいない猫の適正管理のため
にできる範囲でできることをこれからも実行していきます。
以上、2023年度高知市不妊去勢手術費用の補助が始まったよ!というお知らせでした。