イヌの狂犬病予防接種

 2021年3月2日より、狂犬病予防接種は令和3年度予防接種になっています。

↑令和3年度の高知市注射済シール。3/2から解禁のシールです。今年はダックスフンドになってます。見れば見るほど味わい深いイラストのシールです。

 ワンちゃんのオーナー様は狂犬病予防法により、狂犬病の予防接種を毎年1回、生後90日を過ぎた飼い犬に必ず受けさせなければいけません。

 狂犬病は人間にも感染する大変おそろしい感染症です。新型コロナウイルス感染症からもわかるように、感染症は一度感染が拡がるとその収束には多大な困難・代償を伴います。狂犬病はいつ感染が日本で拡がってもおかしくない感染症と捉えて予防することが何より大切です。

 どのような環境で飼育されていようとも、大切なワンちゃんには必ず狂犬病予防接種を年に一度接種していただくようお願いいたします。

 当院でも一年を通していつでも狂犬病予防接種を実施しております。ワンちゃんの登録・鑑札交付、狂犬病予防注射済票交付も当院で行えます。通常外来と同じく、ワクチン接種も予約は必要ありません。オーナー様が待ち時間なく接種できるように、スタッフ全員で努力しております。

 コロナ禍の現在、集合注射に抵抗のあるオーナー様もいらっしゃると思います。動物病院では落ち着いた環境の中で、密を避けて一年中診察時間内で予防接種できると思います。狂犬病の集合注射だけではなく、ぜひ、かかりつけの動物病院での狂犬病予防接種もご検討ください。

2021年03月07日