4月1日より令和3年度高知市不妊去勢手術費用の補助(飼い主のいない猫)が開始されています。前にもお知らせしたとおり今年度からは飼い主のいない猫のみの補助になります。
画像はすべて高知市の公式補助案内からの抜粋です。
補助を受けるためには、耳カット等の不妊去勢手術済みであることが分かる識別措置が必須になります。
補助金を申請できる条件は昨年度より耳カットの分、多少厳しくなっています。
補助金額は昨年度と変わりません。
高知市の公式サイトを見ると、「猫の殺処分削減に向けて」「飼い主のいない猫との共生をめざして」「不幸な命を減らすため」というこの補助事業の大義が掲げられています。
当院でもこの大義をすこしでも実現させるために、日々奮闘しています。
そもそも飼い主のいない猫ちゃんの場合、確実に捕獲できる保証がありません。手術予約が困難であることもよく分かります。当日急にフラッとということもあります。捕獲器で連れてこられる方もいます。めちゃくちゃ興奮している状態で来院する野良猫ちゃんもいます。この大義の実現には様々な面で多くの困難を伴います。
この大義のために、高知市の小さな1民間動物病院として微力ながらなにができるのか?ということをもう一度考えたいです。
以上、私見も入りましたが、令和3年度高知市不妊去勢手術費用の補助が始まったよ!というお知らせでした。