分包機さん、20年近い勤務お疲れさまでした

 錠剤や粉のお薬を薬袋に袋詰めしてくれる素敵なマシン。それが分包機です。

 ワンちゃんネコちゃんに必要な薬の量を確実にパッキングしてくれます。

 当院でも地味に毎日汗を流して数々の疾患と共に戦ってくれています。

 ただ、この分包機さん。稼働からかれこれ20年ほど経過して、ついに修復できないほどに力尽きてしまいました。

↑20年ほどの稼働を経て退役された分包機さん。かなり年季が入っています。

↑DIYで何度も修理して使用してきました。ただ、それでもついに治しようがないほどのダメージを負いました。「ぱっくする」の技のPPが0になってしまいました。その後けっこう「わるあがき」はしたのですが…。

↑なんてレトロな操作系。けっこう気に入って使用していました。ピーピーリカバーなんてあるわけもなく、残念ながら退役です。

 ということで、昨日より新しい分包機を当院の仲間としてあたたかく迎えいれました。

↑新型分包機。なんて美しい升目。さすが新品です。四角い升目をずっと見ていると個人的にはファミコンのルート16ターボの苦い思い出が蘇ります。お金の入った袋取ろうとして、オイルに変わってバァァァン!みたいな。分かる人だけ分かっていただければよいです…。

↑新型機の操作盤。相変わらずレトロな感じながらピカピカです。研ぎ澄まされたオンオフ物理ボタン。人間もマシンもオンとオフの切り替えは大切ですね。

↑新型機はパッキング精度がかなりあがりました

 ということで、新しい分包機さんという仲間を加えて、様々な病気と当院は戦っていきます。

2021年08月06日