今年度も4月1日より令和4年度高知市不妊去勢手術費用の補助(飼い主のいない猫)が開始されています。昨年度と同じように飼い主のいない猫のみの補助になります。
ここで紹介していてる画像はすべて高知市の公式補助案内からの抜粋です。
↑不妊手術6000円、去勢手術4000円の手術費補助は今年度も不変です。
補助を受けるためには、耳カット等の不妊去勢手術済みであることが分かる識別措置が必須になります。
↑今年度はゆるい感じのイラストになりました。
補助金額、申請方法・条件など昨年度とほとんど変更はありません。
では、昨年度と変わった点を挙げると
まず、
印鑑がいらなくなりました。脱ハンコの流れをくむものだと思います。
↑朝倉南町を北町に間違うのはなかなかの間違いですね。朝倉を晩倉に間違えたとするかさぞかし悩んだことでしょう。方角の訂正にしたのはすこし守りに入りましたね。いっそのこと、晩暗北斎くらい全力で間違ってもよかったかと。二重線というかすべてをやり直すレベルですね。
もうひとつ、
補助金の請求者と振込口座の名義人が同一であることが必須となりました。
↑去年度は委任状があれば名義人が異なってもよかったのですが、今年度は同一人に限られるようです。この変更の背景にはいろんなことがあったのでしょう…。
事務的な手続きの変更のみになります。昨年度の申請書は使用できません。
当院でも高知市の公式サイトに記載されている
猫の殺処分削減に向けて~「飼い主のいない猫」との共生をめざして~
というスローガン達成のために最大限今年度も努力しています。
今,目の前にいる1匹から不妊・去勢手術を始めてみませんか。
という高知市の公式メッセージに応えようと工夫を凝らしています。
当院では現在新規ワンちゃんの去勢・避妊手術は原則として受け入れ停止しています。
ネコちゃんの不妊去勢手術への当院リソースを確保するためです。
相当数の手術を毎日おこなっているのですが、それでも予約や受け入れをお断りするケースもあります。
野良ネコちゃんの手術受け入れについてどうすればよいのか今でも試行錯誤しています。
高知市の民間動物病院として微力ながらすこしでも皆様の力になれるように精進してまいります。
以上、令和4年度高知市不妊去勢手術費用の補助が始まったよ!というお知らせでした。