犬の多中心型リンパ腫の診断

 先に病院おたよりで記事をupしましたのでその記事へのリンクを↓に準備します。

2021年版 イヌの多中心型リンパ腫の診断←要クリック

 いままで、診断・治療で迷いが生じた低悪性度(ローグレード)リンパ腫・Indolentリンパ腫は、組織診断+免疫染色でよりよい治療・予後の評価につながります。

 B細胞性のMZL(マージナルゾーンリンパ腫 節性)、FL(フォリキュラータイプリンパ腫)は挙動がよい、あんまり悪さしないようにみえて、急に悪性度の高いDLBCLに変化したりもします。

 先のことも考えるとオーナー様や動物の負担は増えますが、組織診断+免疫染色までおこなうことの意義を感じます。

2021年08月04日